エクステリアで庭にウッドデッキを設けることについて

各戸の住宅の敷地の広さや形、周囲の建物の環境はそれぞれに違うものです。従って外構のデザインを行う場合には道路部分からよく見渡せるオープン方式や周囲からは内部が見えないクローズド方式、その中間のセミクローズド方式という3つの方式がよく知られています。 これらの方式は住宅の大きさや位置、家から道路や隣地に対してのものの見え方、そこに住まう人の考え方などから決定されることも多いとされています。 家の周囲では植栽を行ってガーデニングを楽しむこともできますが、放って放置しておくと雑草も生えて来ますし高齢化して来るとそれらの管理も面倒になることもあるものです。エクステリアでは居間から外部の庭に出られるようにしてそこにウッドデッキを設置することもあるとされています。

外構工事を行うのにあたっての注意点としては

エクステリアで庭にウッドデッキを設ける場合にはそれが無駄にならないように目的をはっきりさせることも大切です。さらにこの場所でコーヒータイムを楽しんだり、友人や知人を呼んでパーティを開いたり、バーベキューを一角で行ったりすることもできますが、周囲に高い共同住宅などが出来るとその時から反対に周囲から覗き込まれることにもなるので将来的な予測も立ててこれを行う必要も出て来ます。 住宅と敷地境界線までの余裕や距離、デッキを設ける面積や高さなどを考慮してプライバシーに配慮し周辺環境との調和も図りながらこれに臨むことが大切です。 そして具体的には隙間の部分に樹木を植えたり、デッキの上で鉢植えを楽しむとか一部屋根を設けるなどある程度具体化して計画を立てて臨むと良いと思われます。

施工に当たっての具体的な計画については

エクステリアで庭にウッドデッキを設けるにはほぼメンテナンスの不要な耐久性の良い材料を揃えることも大切です。そして段差を設けたり手すりを設ける場合も防犯に注意して防犯灯や場合によっては防犯カメラを設置することも有効になります。 設置する高さは一般には居間の掃出し窓の下端あたりを基準に考え、周辺地域の環境が自然災害を受ける可能性のある場合には幾分かさ上げを行ってから施工すると一時的な荷物の置き場にもなります。又、玄関回りから下屋を巡らすように配置すると趣味としてのボートやその他のグッズも置くことができるようになります。 手すりのデザインについてはその場所に相応しいものを設置したいものです。周囲の塀の内側に収める場合にはその高さを考慮してラティスのデザインにするとか和風の場合は内側に建仁寺垣風のものを巡らすのも風情があるかもしれません。
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